住まいを買う時のローンについて

住まいの劣化を防ぐために~湿気を防ぐ、換気の重要性

住まいを買う時のローンについて 住まいは、生活を送る場ですから安全でなければいけません。購入するマイホームや分譲マンションの場合は、高額な金額を払っていることから、生涯にわたりそこに住み続けることを念頭に置いている方も少なくないかもしれません。その場合、住まいの安全性はなおさら高いものでなければいけません。しかし、当然、住まいにも寿命はあります。その寿命には、ひとつには住まいを構築している材料が大きく関係しています。一番、耐用年数として長いとされているのは鉄筋コンクリートで、およそ60年と言われています。マイホーム構造で多い木材は、それに比べると寿命は短いと思われがちですが、住まいを建てる前から気を付けるべき点に配慮し、定期的にメンテナンスを行えば、その耐用年数は伸びるとも言われています。

鉄筋コンクリートにも同様のことが言えるのですが、こと木造建築にとってその耐用年数を縮める最大の要因は、湿気であり水分です。木材は、それそのものが水分を含んでいます。そのため、年数が経つと自然にたわんできたり、反ってきたりします。ですからまずは、住まいを構築する木材には、含水率の低く強度の高いものを用いることが重要です。住宅を建てる前には、その辺りをハウスメーカーに確認をすると安心です。また、含有している水分、あるいは吸収する水分、そして適度な温度、酸素、栄養分となるほこりなどの条件が整うと、木材は腐ってしまいますし、シロアリの被害を受けやすくもなります。ですから、木材が腐らないためには、上記した条件のいずれかを絶つ、シロアリの被害を受けないためには、防蟻処理を施した木材を使用することが求められます。これも、住宅を建てる前に確認をすると良いです。

そして実際に住み始めてからも、湿気に気を使うことが求められます。室内の換気を良く行うことは勿論のこと、床下や外壁、屋根裏の通気をもじゅうぶんに行う必要があります。現在では、こうした場所の換気を考慮した工法を取り入れた住宅がほとんどですが、もしそうした工法が取り入れられていない場合や、どうだったかわからないけれど心配だと言う場合は、リフォームにより専用の換気扇や換気口をつけることも可能です。住み始めてから数年が経過した場合は、業者に入ってもらい、木材の状態を調べてもらうことも重要です。長く、安心して住みたい住まいだからこそ、その安全は自分で守ると言う意識を持つことが重要です。

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